カタカムナ~形而上学的な考察~

カタカムナを知り、日常生活へと生かしていく。そんな形而上学的な考察をするブログ。

カタカムナとは

カタカムナとは

カタカムナとは、

楢崎皐月カタカムナ文献
 カタカムナ文献は太古から密かに連錦と伝えられてきたと一部の人々に 信じられている謎の古文書である。 楢崎皐月(ならさきこうげつ)は、この文献を解読し、太古(10万~数万年以前) の日本列島に棲息していた人類が残した超古代科学の書であると記している。 

老子の時代にあった八鏡文字
 楢崎が旧満州吉林(キーリン)で製鉄の研究にたずさわっていた頃、 満州職人の信仰に敬意を表し、北山(ペーサン)にあった道院、娘々廟(ニャンニャンビョウ) に詣でた時、日本人としてははじめて寄進したことから、道士蘆有三(ラウサン)に招じられ 一服の茶をすすめられることとなった。 そしてつぎのような驚くべき内容の老子経古伝をあかされた。 
 「上古代の日本の地にアシア族という、高度の文明を持つ種族が存在し、『八鏡の文字』 を創り、特殊の鉄をはじめ、さまざまの生活技法を開発していたこと、そして後代の哲学、医学 (易の思想や素問霊枢(ソモンレイスウ)、漢方等)は、その文化の流れに展開したものである。」と、 
  
平十字(ヒラトウジ)とカタカムナ文献
 昭和25年頃、楢崎皐月が大地電気の測定のため、兵庫県六甲山系の金鳥山近くの狐塚付近に 穴を掘ってこもっていたとき、平十字という猟師の訪問を受け、その時に古い巻物をみせてもらった。 それは、江戸時代の和紙に筆写したとみられ、80個の渦巻状に、丸と十字を基本とした図象が記されていた。 平十字は、父がカタカムナ神社の宮司で、巻物は父祖代々「カタカムナの神の御神体」として伝わったもので あると、説明した。 
 楢崎皐月はこれが満州での八鏡文字だと悟り、写経を請い、20夜のあいだ壕の中で ロウソクの明かりのもとで書き写したのである。 

その中で、以下のことを訳しているのでした。

☆第一首の歌
カタカムナ ヒヒキ マノスヘシ
アシアトウアン ウツシマツル
カタカムナ    ウタヒ
 現象世界の背後には目には見えないが、カムという無限のエネルギーの広がる潜像世界があり、その世界にはカムナという主(ヌシ)が存在する。一方、現象世界 にはカムナから作られた目には見えないアマナとう主(ヌシ)が存在する。
 宇宙の万物万象は、潜像世界の根源であるカムナと、現象世界の根源であるアマナの共振重合(重ね合わされること)反応によって発生している。宇宙はすべて 「アマ始元量」より構成されているが、宇宙における万物万象は、すべてアマ始元量が変化変遷したものである。
 このカタカムナの歌は「アシアトアウン」という人物によって渦の図象として、写し奉るものである。
以下に示す全80首の歌は、カタカムナ(現象世界の背後に存在する潜像世界のヌシ)に関することを歌ったものである。

☆第二首の歌
 ヤタノ カカミ
カタカムナ カミ
 「アマ始元量」は潜像世界でさまざまに変遷した最後に、現象世界へ出現する。そして、それは万物万象を構成してさまざまに変遷する。万物万象に変遷するチカ ラの本質は、無限世界のカムナが根源である。

☆第三首の歌
 フトタマノミ ミコト
フトマニニ
宇宙球は無限世界のヌシであるカムナと現象世界のヌシであるアマナの二つのチカラの統合(共振重合)反応によって作られている。宇宙を構成する素量である「ア マ始元量」は、くりかえし重ね合わされ統合されることによって濃密になり、さらにアマナとカムナの二つのチカラの反応によって、現象の粒子として現象世界に定 着され、それが物質や生命質になるのである。

☆第五首と第六首の歌
 ヒフミヨイ マワリテメクル ムナヤコト
アウノスヘシレ カタチサキ(第五首)
 ソラニモロケセ ユエヌオヲ
ハエツ井ネホン カタカムナ(第六首)
アマ始元量には、正と反の旋転・循環する性質が有り、それは極限まで繰り返し(周期性) 、続くものである。そして、万物万象が統合したり、分化したり、崩壊 したりする性質も、アマ始元量の本来の性質に基づくものであって理屈ではない。アマ始元量のこれらの性質が万物万象に受け継がれて総てのものが発生するが、そ の根源は、潜象世界のヌシである、カタカムナである。 

☆その他1
イマハヤミ
ラニモロケセ
今見ている星の光は、億光年の昔の光ではない、星の今のひかり
次々と連なって現れる

楢崎皐月の解読法
 まず、第五首と第六首のヒフミヨイの歌をヒントに、それぞれの図象符が何の音を表しているかを解明した。次に、それぞれの音がどんな「思念」をもっているか を、徹底的に調べて研究した。さらに、図象符の形や、小円の位置や、他の図象符との関連も調べ、その図象符の「思念」を解明したことがわかる。その他に、「古 事記」、「日本書紀」、「竹内文書」などの古文書なども徹底的に研究したという。
その結果、五首の歌からわかるように、「カタカムナ文献」には、天然宇宙の仕組みや出来方や物理(コトワリ)などが記されていることがわかったとのこと。